ご注意!薬と食品の飲み合わせによる相互作用

それぞれ単体では問題の無いものでも、薬と食品の飲み合わせ(食べ合わせ)によって、身体に良くない相互作用が出てしまうことがあります。
相互作用には、薬の効き目が強くなりすぎてしまう場合と、逆に弱くなる場合、また毒になってしまう場合があります。そのような組合せの場合は、摂取時間を少なくとも30分以上あけるように心がけてください。

コーヒー

コーヒー
カフェイン入り飲料は、頭痛薬や胃腸薬の効果を弱めてしまいます。
また、コーヒー、紅茶、緑茶カフェインは、尿酸の排泄を妨害する働きがあるので、痛風治療薬の効果を弱めてしまいます。

牛乳、ヨーグルト
牛乳やヨーグルトなどの乳製品はカルシウムを多く含む食品です。
かぜ薬や骨粗しょう症の薬などが、このカルシウムと結合しやすい性質を持っており、薬の効き目を弱くしてしまいます。

納豆
血液をサラサラにかる目的で服用する抗血栓薬(ワルファリン)を飲んでいる人の場合、納豆菌の作るビタミンKがワルファリンの効果を弱めてしまいます。

グレープフルーツ

グレープフルーツ
グレープフルーツ(ジュース)に含まれるフラノクマリンという成分が小腸における薬物代謝酵素(CYP3A4)の働きを阻害するため、薬の吸収が増加し効果を高めてしまいます。特に、降圧剤と一緒になった場合には、血圧が下がり過ぎてしまうことがあります。グレープフルーツの作用は2~3日続くため、薬を常用している方にはおすすめできません。
フラノクマリン類を多く含む食品としては、グレープフルーツ以外に、ザボン、ボンタン、ナツミカンなどかあります。同じ柑橘類でも温州みかん、オレンジジでは相互作用は起きません。

アルコール
アルコールが入っている時に薬を飲むと、肝臓にある薬に対する解毒を促す酵素がキャパオーバーになります。
とくに睡眠薬、精神安定薬、鎮痛薬、かぜ薬などでは効き目が増強され、意識障害を起こしたり、昏睡状態に陥る危険性もあります。